木﨑誠仁教諭が全国教職員相撲選手権で優勝、親子二代の快挙
木﨑教諭が全国教職員相撲で優勝 親子二代の快挙

第64回全国教職員相撲選手権大会が23日、宮崎県のひなた武道館で開かれ、個人戦に出場した木﨑誠仁さん(中部農林高教諭)が優勝した。県勢の優勝は、第25回・26回大会を連覇した父・智久さん以来となる。

決勝は世界選手権代表との熱戦

決勝の相手は、今年の世界相撲選手権で日本代表に選ばれた田畑奨治郎さん。多彩な技を持つ相手に主導権を与えないよう、積極的に攻めた。突っ張り、右を差して土俵際へ一気に押しやるが、逃げられて再び中央で見合う。相手が懐に潜り込もうとした瞬間、反射的に下から押し上げ、押し倒しで勝利した。

木﨑さんは「父の影響で物心ついたときから相撲をしてきた。親子優勝で、自分にとって初の日本一。感無量だ」と喜びを語った。

指導者と競技者、両面での成長

木﨑さんは中部農林高から日本大学に進学し、2026年から母校の中部農林相撲部の顧問を務める。指導者になっても自己研さんを怠らず、5月のOTV杯県選手権大会や7月の国民スポーツ大会県予選で優勝するなど結果を残してきた。「器用ではない分、どうやれば相手が分かるか考えて言語化することを意識している。部で教えることで自分にも気付きがある」と、指導者と競技者の両面で成長を続けている。

父・智久さんは中部農林高相撲部で教え子と寝食を共にし、多くの県勢力士を育てた名伯楽。「(誠仁は)真面目でひた向きな性格。(中部農林でも)やって見せて生徒に思いを伝えている」と、同じ道を歩む息子の活躍に声を弾ませた。

今後の目標

誠仁さんは「父は目標で理想。まだまだここからだ。今回の優勝で出場が決まった天皇杯と、10月の青森国スポでも優勝したい」とまわしを締め直した。

団体戦は予選を8位で通過し、決勝トーナメント1回戦で長崎に0―3で敗れた。