電照菊の農地で銅線が盗まれる被害が沖縄本島全域に広がっている。県花卉園芸農業協同組合によると、既に判明している北部と南部に加え、中部でも7月以降に急増。昨年8月からの1年間で本島8市町村で32件起き、被害農地は計2万4270坪(約8万平方メートル)に上る。
中部で7月以降に急増
同組合のまとめでは、北部と南部で確認されていた被害に加え、中部でも7月以降に銅線の盗難が相次いでいる。盗難は本島全域の8市町村に及び、被害は拡大傾向にあるという。
農家は出荷への影響を懸念
盗まれた銅線の切断面を見せる菊農家の島袋武治さんは、出荷への影響を懸念している。銅線は電照菊の栽培に欠かせない設備であり、盗難によって照明が使えなくなれば、出荷時期や品質に支障が出る恐れがある。
県花卉園芸農業協同組合は、被害の拡大を受けて農家に注意を呼び掛けている。