沖縄県うるま市の海中道路で19日早朝、練習中だったパラ陸上選手の競技用車いすに軽貨物車が追突した事故で、車の男性運転手(65)が「競技用車いすは見えなかった」との趣旨の話を県警にしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。県警は近く、現場付近を調べる方針。
事故の概要と被害者の状況
事故は19日午前6時25分ごろ発生。パラリンピックメダリストの上与那原寛和さん(55)が事故に遭い、本島中部の病院に搬送された。脳挫傷や肺挫傷、首の骨折などで意識不明の重体。
現場は海中道路の一部の平安座海中大橋で、片側2車線の直線道路。
事故当時の状況と今後の捜査
うるま署によると、左側車線を走行して浜比嘉島方面に向かっていた上与那原さんに、沖縄市の男性会社員が運転する軽貨物車が後方から追突した。
事故のあった時間帯は進行方向から朝日が差し込む。県障がい者スポーツ協会の親川修理事長は「海中道路は(上与那原さんが)よく練習していた場所。方角的に(車の運転手は)朝日で視界が悪かったのかもしれない」と話した。