宜野湾ストーカー殺人、位置タグ保管が犯行のきっかけか 容疑者が供述
宜野湾ストーカー殺人、位置タグ保管が犯行のきっかけか

沖縄県宜野湾市嘉数の集合住宅でアルバイトの女性(23)を殺害したとして、元交際相手の無職の男(25)=同市大謝名=が殺人容疑で逮捕された事件で、女性の車から見つかった位置情報を発信する器具(紛失防止タグ)の押収が犯行につながった可能性が浮上した。県警は9日、同容疑者が調べに対し「宜野湾署にあることを知っていた」などと供述しており、「犯行のきっかけの可能性の一つとみている」と発表した。

容疑者を那覇地検に送致

県警は9日、容疑者を殺人容疑で那覇地検に送致した。犯行の動機については「自分の気持ちが伝わらなかったことに対しての不満があった」などと話しているという。

タグは署で証拠品として保管

女性は2025年12月に容疑者からのストーカー被害を県警に相談していた。県警によると、タグは今年9月20日に女性が車から外した状態で宜野湾署に持参した。その後は宜野湾署で証拠品として保管されていた。

電源を切るなど位置情報を発信しないような措置をしたかについて、県警は「容疑者の動機に関連するため回答を控える」としている。タグの取り扱いが適切であったかどうかは「事件に至った経緯の詳細は捜査で明らかにしていきたい」と述べるにとどめた。

事件前日に関連情報を入手

タグについて県警は、ストーカー規制法違反の疑いで捜査を進めている。設置者については捜査中として明らかになっていないが、事件前日の9月29日に容疑者と「関連するとの情報」は入手していた。同日、被害者の女性に電話で近況を確認したが、タグについては報告していなかった。

出典:ryukyushimpo.jp