那覇市若狭のホテルで女性(39)を殺害し所持品を奪ったとして強盗殺人容疑で逮捕された米軍普天間飛行場所属の米海兵隊上等兵の容疑者(20)が、ホテルに入室する約3時間前、沖縄市のゲート通りの路上で飲酒していたとみられることが8日までに分かった。
防犯カメラに瓶ビールを一気飲みする姿
沖縄市のゲート通りに店舗を構える関係者が8日、公式インスタグラムに、通りに向かって設置されている同店の防犯カメラの画像を公開した。画像には、容疑者とみられる男が瓶ビールを一気飲みする様子が映っている。
店舗の関係者によると、午後10時50分ごろ、容疑者とみられる男が一瞬でなくなるほどのスピードで瓶ビールを飲んでいる様子が映っていたという。映像の他の場面には被害者とみられる女性も映っており、「接触している場面が映っていないので確定的なことは言えない」とした上で「容疑者が女性の後ろを追っていくような様子だった」と話した。
繁華街の治安悪化を指摘
沖縄市の繁華街では「軽微なものから人の命に関わる凄惨(せいさん)なものまで次々事件が発生している」とし、基地関係者の意識と酒の提供が「治安悪化の要因となっているのは明らかだ」と訴える。
現状では十分なカメラの設置がなく、防犯の工夫が施されていないと指摘する。事件後に、本紙が沖縄市の花城大輔市長に秘書広報課を通じてコメントを求めたものの、市が「状況を確認しないとコメントできない」としたことに「われわれを代表して言えることは何もなかったのか。コザ暴動から60年近くたっても何も変わっていない」と怒りをぶつけた。