宜野湾で23歳女性刺され死亡、元交際相手を聴取へ ストーカー被害を県警に相談
宜野湾で23歳女性刺され死亡、元交際相手を聴取へ

30日午前8時半ごろ、沖縄県宜野湾市嘉数2丁目の集合住宅敷地内で、付近に住む女性(23)が首などを刺されて殺害された。県警によると、女性は元交際相手の男性からストーカー被害を受けており、県警が対応中だった。県警は元交際相手の男性が殺人に関与したとみて捜査を進めている。

現場から男が逃走、那覇市で発見

近隣住民によると、事件発生時に現場から若い男が逃走する様子が確認されている。事件の発覚後、元交際相手の男性の行方が分からなくなっていたことから県警が捜索し、同日午前9時半ごろに那覇市真嘉比で発見した。男性は首に切り傷を負っており、病院に搬送された。男性の発見時に刃物も見つかっており、女性の刺し傷との関連を調べている。

男性はレンタカーとみられる軽自動車で那覇市の発見場所付近を訪れていた。軽自動車の運転席に血痕が確認されているほか、車内はすすで汚れ、天井の一部が溶けるように崩れていた。

ストーカー規制法に基づく禁止命令を発令

県警によると、女性は2025年12月31日に元交際相手からの連絡をやめさせてほしいなどと県警に相談していた。県警は今年1月に警告したが、その後も連絡があったため付きまとい行為と認定。2月にストーカー規制法に基づいて付きまといなどの行為をやめさせる「禁止命令」を発令していた。

また、相談を受けて以降、定期的に女性に状況確認で連絡を取っており、直近は事件前日の29日に電話で確認していた。

県警の対応と今後の捜査

県警人身安全対策課の大城健次席は「被害者が亡くなられたことは重く受け止めている」とした上で「相談時の状況や被害者の意向を踏まえて措置を講じていた。事案に至った経緯も含めて全容解明を進める」と述べた。

県警は女性の死因特定のため司法解剖をするとともに、男性の回復を待って聴取する方針だ。

出典:ryukyushimpo.jp