22日午前10時40分ごろ、国頭村楚洲の伊江川河口付近の海岸で、シュノーケリング中のスイス国籍の40代女性と10代の男児の親子が沖合に流された。現場に居合わせた女性が「沖合約50メートルに流されている」と119番通報し、国頭地区消防本部が水上バイクで2人を救助した。けがはなかった。
家族5人で訪れ、突然沖へ
国頭地区消防と中城海上保安部によると、家族5人で沖縄を訪れ、同海岸でシュノーケリング中に突然、沖に流された。3人は自力で岸に戻ったが、母親と男児は流されて漂流したという。5人はライフジャケット未着用だった。
離岸流が発生する海域、過去にも事故
現場は海岸から沖合へ向かう強い流れ「離岸流」が発生する海域。2022年9月にも同じ海域で、米兵3人が流され、1人が行方不明になる事故が発生した。
海保が注意喚起、目撃者も危険性指摘
中城海上保安部は「管内でも特に強い離岸流が発生する海域。マリンレジャーの際は、海域の状況を注意して確認し、ライフジャケットを着用して楽しんでほしい」と呼びかけた。
事故現場を目撃した宮城秋乃さん(47)は「現場はかなり波が高くて、子どもが泳ぐのは危なく、注意が必要な場所だと思った」と話した。