「これ以上暴力を振るわれないように」包丁で交際男性刺殺 被告が那覇地裁で説明
「暴力振るわれないように」包丁で交際男性刺殺 被告説明

宮古島市内で2024年12月、交際相手の男性=当時(41)=の胸を包丁で複数回突き刺すなどして殺害したとして、殺人罪に問われた被告の女(37)の裁判員裁判が5日、那覇地裁で開かれ、被告人質問が行われた。

暴力への恐怖と包丁を持ち出した理由

被告は、男性と交際する中で暴力を受けてきたと説明。犯行直前にも男性に脇腹を蹴られるなどしたとし「これ以上暴力を振るわれないようにというのと、威嚇の意味もあって」、台所から包丁を持ち出したと述べた。

被告は起訴内容を認めている。反撃行為が許容範囲を超えた「過剰防衛」が成立するかどうかなどが争点となっている。

犯行当時の状況と被告の供述

被告は、事件前日の夜から居酒屋で酒を飲み、未明に男性と2人で帰宅して口論になったと説明した。「刺した時の記憶は全くない」としつつ「パニックの中でも、すごく恐怖心を感じていた」と話した。「状況から私が刺したことに間違いはない」とも語った。

逮捕直後、被告の両腕には複数の皮下出血が確認されている。被告は「事件当日に男性から投げられたり、引きずられたりしてできた」と語った。検察側は、被告に刃物による傷はなかったと指摘した。

出典:ryukyushimpo.jp