シンガーソングライターの浜田真理子が約4年半ぶりに来沖する。8年ぶりとなるオリジナルアルバム「極上」を携えたツアー「極上参上!」を那覇市と宮古島で開催。チェロ、アコーディオン、サックス、パーカッションのミュージシャンとともに、極上の大人の音楽を届ける。
島根・松江を拠点に活動
島根県出身の浜田は、地元でスナックを営む両親のもと、店のジュークボックスから流れる多様な音楽に触れて育った。大学時代にジャズ・ピアニストを目指してナイトクラブなどで弾き始め、1998年に初のアルバム「mariko」を自主制作でリリース。当時、地方都市・松江市を拠点にインディー活動を行う浜田のスタンスは画期的だった。さらに子育てと、OLとして働きながらの音楽活動も注目され、2004年にはテレビ番組「情熱大陸」に出演。その名を全国に広める機会となった。
2008年からは、演出家・久世光彦のエッセイを題材に、浜田のピアノ弾き語りと、小泉今日子の朗読で構成する公演「マイ・ラスト・ソング」を継続的に行っている。
「極上」は初のセルフ・プロデュース作
「極上」は8枚目のアルバムにして初のセルフ・プロデュース作。橋本歩(チェロ)、檜山学(アコーディオン)、池村マリノ(サックス)、江川ゲンタ(パーカッション)を迎え、「極上」バンドとして仕上げた作品だ。
本作に掲げたキャッチコピー「どこにでもありそうで、今はどこにもない大人の音楽」について、浜田はこう語る。「たとえば、1曲目の『小さな喫茶店』は、1928年作のドイツの歌謡曲で、昭和の歌い手さんたちがカバーして日本に知れ渡った名曲。今となってはほとんど歌う人がいないですが、100年経っても素晴らしいと感じる歌の強さをこのバンドで奏でてみたかったんです」。
「電気がいらないバンド」の魅力
どこかレトロな香りを漂わせながらも古臭くなく、現在進行形の音楽として新鮮に聞かせるのが浜田の魅力。また、歌詞がすっと染み入る、人肌のような心地良い温度感の歌声、過不足のない絶妙なバンドの音構成にも魅了される。
「私のボーカル以外はマイクが不要な古い楽器の集まり。“電気がいらないバンド”と銘打っています。メンバー各々が必要なところだけ奏でて情報量の少ない音楽に仕上げているのも、このバンドならでは。音に余白がある分、お客様それぞれが歌詞に自身の思い出を重ねて、追体験を楽しんでくださっているようです。酸いも甘いも知る大人のための音楽をぜひ味わってください」。
公演概要
【那覇公演】日時は11月5日(木)午後6時半開場、午後7時開演。会場は桜坂劇場ホールA。料金は前売5,000円、当日5,500円(要1ドリンクオーダー)。問い合わせ・電話予約は桜坂劇場 098-860-9555。
【宮古島公演】日時は11月7日(土)午後6時開場、午後7時開演。会場はGOOD LUCK!。料金は予約5,000円、当日5,500円(要1ドリンクオーダー)。予約はgoodluck385@icloud.com。公演詳細は浜田真理子公式サイトで確認できる。