國吉咲貴の「テツコ」が大賞 せんだい短編戯曲賞 「演劇を諦めないでよかった」
國吉咲貴「テツコ」がせんだい短編戯曲賞大賞

第10回せんだい短編戯曲賞(主催・仙台市市民文化事業団、仙台市)の大賞に、劇作家・演出家の國吉咲貴(34)=埼玉県=の「テツコ」が選ばれた。10月27日に発表された。応募は323作品。國吉は過去3回の応募でも最終候補に残っていた。「まさか大賞をいただけるとは、今でも信じられない気持ち。演劇を諦めないでよかった。これからも精進する」と喜んだ。

賞の概要と応募状況

同賞は、上演時間おおむね60分以内の短編戯曲を対象に、優れた作品の発掘と次代の演劇を担う人材の育成を目的としている。副賞は50万円。

國吉咲貴の経歴と受賞の喜び

國吉は父親が沖縄出身。2015年に「くによし組」を立ち上げ、東京を中心に公演を重ねてきた。「異常で、日常で、シュール」をコンセプトに、奇抜な設定の中の日常を描き、劇王2024で優勝するなど実績を重ねている。

初の沖縄公演へ

來年2月12~14日に那覇文化芸術劇場なはーとで、「壁背負う人々、と、」を上演する。今回の受賞作とは別の作品。同劇場の「出会いシリーズ」第3弾で、県内の俳優・演出家の島袋寛之と共同演出する。

國吉にとって初の沖縄公演。「沖縄の方々との創作が楽しみ。作品が沖縄の方にどう受け取っていただけるのか、楽しみであり不安でもある。誠実に真摯にがんばりたい」と意気込んだ。

出典:www.okinawatimes.co.jp