那覇市の対馬丸記念館で10月24日、第49回ちゃーがんじゅう講座が開かれ、NHK沖縄放送局チーフアナウンサーの土橋大記(もとき)さん(55)が「宮崎『リトル沖縄』の82年」と題して講演した。戦時中、疎開によって沖縄から宮崎市波島(旧大島町)に移り住んだ県出身者の歴史や生活を紹介した。
「戦争で生まれた町」の歩み
土橋さんは、疎開先で人々が支え合いながら築いてきた「リトル沖縄」の歩みを、証言や資料を交えて語った。講演では、戦争によって生まれた町の成り立ちと、そこに暮らした人々の暮らしぶりが詳しく紹介された。
会場では、参加者が熱心に耳を傾け、沖縄と宮崎を結ぶ歴史への理解を深める様子が見られた。
講座の開催意義
ちゃーがんじゅう講座は、対馬丸記念館が定期的に開催している催しで、今回で第49回を数える。戦争の記憶を次世代に伝える取り組みの一環として、幅広いテーマで講演が行われている。