報道写真家・石川文洋さんを偲ぶ会、故郷那覇で開催 対馬丸生存者の命の記録
石川文洋さん偲ぶ会 那覇で開催 対馬丸生存者の命記録

報道写真家の石川文洋さんを偲ぶ会が、故郷の那覇市で開かれた。文洋さんは8月に88歳で死去している。

文洋さんは対馬丸生存者の平良啓子さんに「孫は何人に増えましたか」と何度も尋ねていた。啓子さんが亡くなった後も、娘の次子さんに電話を続けていたという。

命のつながりを記録する思い

文洋さんは「1人の人間が生き残ると、何人の命につながるのか記録したい」と語っていた。対馬丸の生存者がその後、どのように命をつないできたのかを写真に残そうとしていた。

偲ぶ会は那覇市で営まれ、文洋さんの遺志を継ぐ人々が集まった。対馬丸の歴史を伝える活動の一端が偲ぶ会で示された。

対馬丸と向き合い続けた写真家

文洋さんは戦時中の学童疎開船・対馬丸の生存者を長年にわたり取材し、その記録を写真に収めてきた。啓子さんへの問いかけは、生存の先にある命の広がりを可視化する試みだった。

偲ぶ会では、文洋さんの功績を振り返り、今後の記録の継承が確認された。

出典:www.okinawatimes.co.jp