沖縄のライブハウスの熱気を写真に 写真家7人がシーンを切り取る 3つの写真展に1200人超
沖縄のライブハウスの熱気を写真に 写真家7人がシーンを切り取る

沖縄の音楽ライブの様子を収める写真家7人による展示会「OKINAWA LIVE PHOTO EXHIBITION 2026」が9月19日から5日間、那覇市の県立博物館・美術館県民ギャラリー2で開かれた。昨年に続き2回目となった今回は、新たな試みとして、会場に隣接する二つのギャラリーでそれぞれアイドルを被写体とした写真展「アイプラス」、自由題材の「BETWEEN THE SHUTTERS」も同時開催。会期中に計1200人超が来場し、盛況だった。

写真を見ながら音楽を聴ける工夫も

「OKINAWA LIVE PHOTO EXHIBITION 2026」では、展示写真のそばに、各ミュージシャンやバンドのSNSやYouTubeなどが紐付けされたQRコードが添えられた。写真を見ながら、音楽作品も聴けるように工夫されている。

自身が写った写真を、夫婦でにこにこと眺めていたミュージシャンのメカルジンは「ライブハウスの中の様子やそこにいる人々を写し出してもらうことで、普段ライブハウスに行く機会がない人にも『こういう世界もあるんだ』と知ってもらう良い機会だと思います」と話した。「自分たちがやっていることをこのように写真で表現してもらうと、やっぱり嬉しい」

メカルジンの写真も含め、撮影・出展したDAITAKUは、長らく沖縄のバンドを中心に写真を撮り続けている。前回の写真展にも参加した。「ライブハウスやバンドを盛り上げていきたい。2回目の開催は、今後の継続につながる動きになると思う」と話す。音楽関係の写真を撮る写真家・フォトグラファー同士の横のつながりを育む交流の場にもなっているという。

別テーマの写真展も同時開催

今回、新たな試みとして別テーマの写真展も同時に開催したことで、さらに幅広い横のつながりを生んだ。「BETWEEN THE SHUTTERS」に出展したMinotanは「いろいろなジャンルの写真家と出会い、今後につながるような話もできる」と語る。「様々なテーマの展示を通して、多くの方々に作品を見ていただく機会も広がりました。沖縄の写真家の層の厚さが垣間見られると思います」と今回のイベントの意義を振り返った。

写真展で被写体となったバンド招いた関連ライブも

最終日の9月23日には、那覇市のサイバーボックスで写真展の関連ライブが開催された。写真展の作品で被写体となっていた4組のバンドやシンガーを招いた格好だ。

「わったぁじゃあぐわぁ BAND」は元気を与えるステージでトップバッターの役目を果たし、シンガーソングライターのてぃーのりは透明感ある歌声と楽曲センスの高さを出し切った。3ピースバンド「Canure」は“バンドならではの魅力”を凝縮したような音のパワーと一度聴いたら忘れられないボーカルを印象付け、ビジュアル系バンド「Ajna」はパワフルなサウンドを響かせながらも耽美的な世界観で観客を魅了した。

参加した写真家・フォトグラファーは以下の通り。

  • 「OKINAWA LIVE PHOTO EXHIBITION 2026」:DAITAKU、HANDS TEAM、まいゆいま、NAGAYAMA、QB、TOMOKI.T、YAMAUCHI
  • 「アイプラス」:あともりたかお、しょうちるまろに、山内利江子、TOMOKI.T、QB、zuki_photo
  • 「BETWEEN THE SHUTTERS」:山内利江子、MIYA、Minotan、Maki Uetani、MAO JIE、まいゆいま、なお、TOMOKI.T、Teruhisa Nakandakari、zuki_photo、國場政志、コウセイ。、Erika Kano、上地萌、安里寿美

出典:www.okinawatimes.co.jp