首里城復興祭(首里城祭実行委員会主催)の琉球王朝絵巻行列が1日、那覇市の国際通りで行われた。琉球王朝時代を再現した華やかな行列に、観客は目を奪われた。
2019年10月の首里城火災を経て、復元した首里城正殿の一般公開を11月23日に控えていることもあり、絵巻行列は例年より大規模の13団体・約900人が出演した。鮮やかな衣装を身にまとった琉球国王と王妃の行列のほか、弁髪の中国皇帝使節団が再現され、現代の国際通りに琉球王国の歴史を描き出した。
国王・王妃行列と伝統芸能
「国王・王妃行列」では、中国から伝わった路次楽の一行が奏でる優美な音色に続き、国王役と王妃役が現れた。王と王妃の乗り物「御轎」上の威厳ある姿が観客を魅了した。
国王と王妃の行列の後には、中国の使者「冊封使」の行列や、琉球舞踊や空手隊、獅子舞など琉球芸能や伝統文化を披露する団体が続いた。
市長のあいさつと今後の予定
実行委員会長の知念覚那覇市長は「節目の年に、琉球の歴史と文化を受け継ぎ、その魅力を広く発信する皆さんによって、新たな歴史の一歩が刻まれることを心より嬉しく思う」とあいさつした。
首里城復興祭は2日に首里城公園で特別ステージが催されるほか、3日は首里振興会主催の「琉球王朝祭り首里」があり、那覇市の首里城公園の奉神門から守礼門、龍潭通りにかけ、古式行列が行われる。