首里城火災で被災した漆器の修理が、沖縄美ら島財団によって進められている。同財団で被災漆器を担当する高嶺瑞貴氏は、漆芸を学んだ経験から修理の道を志し、現在は損傷の状況に応じた対応と安全な保存を最優先に取り組んでいる。
火災を機に修理の道へ
2019年10月31日に発生した首里城火災は、当時大学生だった高嶺氏に大きな衝撃を与えた。県立芸術大学で漆芸を学んでいた彼女は、後に報道で漆器を含む美術工芸品も被災したことを知り、漆器の修理に携わることを志すようになった。
連携による修理と保存の最前線
現在、高嶺氏は沖縄美ら島財団にて被災漆器の担当を務めている。漆器の損傷はさまざまで、それぞれに適した対応が必要とされる。関係機関と連携しながら、安全な保存を優先した修理が進められている。