対馬丸沈没のうわさ、16歳が日記に記す 母は仏壇の前で涙 那覇の戦時記録
対馬丸沈没のうわさ、16歳が日記に 母は仏壇の前で涙

1944年9月1日、那覇市立商工学校5年生だった城間祥介さん(当時16歳)は、街で聞いた不穏な話を日記に書き留めた。「噂によれば學童疎開として那覇の海から姿を消した船が一隻やられたらしい」——。それは疎開船「対馬丸」沈没のうわさだった。

妹の消息途絶え、母は仏壇の前で涙

日記には、家族の祈りがにじむ。「母は毎日心配な様子である」。対馬丸に乗った妹の消息が途絶え、母は仏壇の前で涙を流したと記されている。那覇市民や學童も乗っていたと続く。

国は危険を把握も疎開遂行

当時、国は危険を把握しながらも疎開を遂行していた。この日記は、戦時下の那覇で市民が直面した現実を伝える貴重な記録である。

出典:www.okinawatimes.co.jp