那覇市は8日、国際連合大学の学長で人工知能(AI)研究者のチリツィ・マルワラ氏による講演会「AI時代におけるSDGsの推進と国連の役割」を那覇市のパレット市民劇場で開催した。マルワラ氏は講演で、AI技術の進展に伴い「グローバルな安全対策」の必要性を強調した。
日本唯一の国連機関トップが登壇
国際連合大学は日本に拠点を持つ唯一の国連機関で、マルワラ氏はその学長を務めている。講演会では、AIが持続可能な開発目標(SDGs)の達成にどのように貢献できるか、またAIのリスクにどう備えるかについて議論が交わされた。
AI時代の安全対策と国際協調
マルワラ氏は、AI技術が急速に発展する中で、各国が個別に対応するのではなく、国際的な枠組みでの安全対策が必要だと訴えた。具体的な対策や数値目標は示されなかったが、国連の場を通じた協調の重要性を説いた。
今回の講演会は那覇市が主催し、市民らが参加した。AIとSDGsに関する関心の高まりを背景に、今後の地域での議論のきっかけとなることが期待される。