那覇市長選、現職の知念氏が再選 久手堅氏に4万1026票差 投票率は過去2番目の低さ
那覇市長選、知念氏が再選 投票率は過去2番目の低さ

任期満了に伴う那覇市長選は25日に投開票され、即日開票の結果、無所属現職の知念覚氏(63)=自民、立憲、維新、国民、公明、社大推薦=が6万3306票を獲得し、市民団体「新日本婦人の会県本部」会長で無所属新人の久手堅幸子氏(74)=共産、社民推薦=に4万1026票差をつけて再選した。

政党支援の枠組みを拡大

知念氏は9月の知事選の期間中から古謝玄太知事と連携をアピールし、選挙戦を展開。前回選で推薦を得た自民、公明を含め、6党から推薦を得るなど、政党支援の枠組みを広げた。保革が相乗りする支援態勢で選挙戦を制した。

争点は市政1期4年の評価

選挙戦は知念市政の1期4年の評価が最大の争点となり、経済振興、子育て・教育環境政策、基地問題などで論戦が繰り広げられた。「GW2050プロジェクツ」への評価や、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設の賛否も判断材料となった。

知念氏は県都・那覇市の幹部を長く務めた経験、1期目の行政手腕が評価され、幅広い政党や有権者から支持を集めた。

久手堅氏は支持を広げられず

久手堅氏は那覇軍港の浦添移設や米軍の那覇空港利用に反対するなどして基地問題を中心に論戦を広げたが、準備不足で支持を広げられなかった。

当日有権者数は24万9809人(男性11万9179人、女性13万630人)。投票率は35.81%で、24回の市長選の中では1996年に次いで過去2番目の低さとなった。22年の前回選(47.05%)に比べて11.24ポイント低下した。

出典:ryukyushimpo.jp