任期満了に伴う25日投開票の那覇市長選挙で、市民団体「新日本婦人の会県本部」会長の久手堅幸子氏(74)は9日、県庁記者クラブで会見し、立候補を表明した。久手堅氏は「那覇空港の米軍使用を認めるかどうかの決断が、那覇市民に迫られている。米軍使用を認めず、平和な那覇市を実現していく」と述べた。
無所属での出馬、共産党が推薦
久手堅氏は無所属で立候補する予定。共産党県委員会から推薦を受けている。
争点は空港の米軍使用と自衛隊基地
争点に「那覇空港の米軍使用」や「自衛隊那覇基地の軍事要塞化」を挙げ、久手堅氏は反対の立場を示した。那覇軍港を浦添西海岸に移設する計画にも反対し、「那覇軍港は移設条件なしに無条件撤去を求めていく」と述べた。
子育て・高齢者支援策も強調
そのほか、小中学校体育館へのクーラー設置、小中学生の通学バスやモノレールの無料化、高齢者の公共交通運賃支援などを強調した。
市長選には2期目を目指す現職の知念覚氏(63)=自民、公明、国民、立民、社大推薦、いずれも新人でIT企業社員の吉嶺諒氏(25)、会社経営の矢島賢斗氏(35)も立候補を表明している。
久手堅幸子氏の経歴
久手堅氏は1951年11月24日生まれ、那覇市出身。琉球大卒。県内で32年間小学校教員として勤務し、2016年から新日本婦人の会県本部会長を務める。23~24年には県女性団体連絡協議会副会長を歴任した。