23日午後10時5分ごろ、那覇発佐賀行きの全日空(ANA)1502便が、那覇空港の第1滑走路に緊急着陸した。全日空によると、幼児4人を含む乗員乗客計158人は、脱出用のシューターを使って全員脱出。その際に乗客3人が擦り傷などの軽いけがをした。大きなけがをした人はいないという。
異常表示で引き返し、緊急着陸
同便は、午後7時10分発福岡行きの別の便の欠航に伴って設定された臨時便。福岡空港は午後10時までの運用となっているため、佐賀行きとなっていた。機内で高度表示に異常が出たため引き返し、緊急着陸した。
国土交通省は、重大インシデントに認定したと発表。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名し、今後現地に派遣する。
乗客らが機内の様子を語る
着陸から3時間後の24日午前1時過ぎ、深夜で閑散とした那覇空港の到着口には、疲れた表情の乗客らが、足早に全日空が用意したホテルへと向かっていた。取材に対し、乗客らは口々に、上空での機体の揺れに言及。「焦げた臭いがした」との証言もあった。
緊急着陸後、乗客らは「荷物は持たないで!」との指示に従い、脱出用シューターで機外に避難した。炎は見えなかったが、予防的な措置として消防車両も出動した。