「驚かそうと思った」国道58号に交際相手放置し殺害罪の被告、那覇地裁で主張
「驚かそうと思った」国道58号放置殺害、被告が那覇地裁で主張

沖縄県宜野湾市大山の国道58号で2024年1月、酒に酔った交際相手の女性=当時(58)=を引きずって車道に放置し、タクシーにひかせて殺害したとして、殺人罪に問われた宜野湾市の建設作業員の被告(33)の裁判員裁判が23日、那覇地裁で開かれ、被告人質問が行われた。被告は女性を車道まで引きずったことを認め「道路に出したら、びっくりして起きるかなと思った」と述べた。

弁護側は無罪主張

これまでの公判で弁護側は、被告の行為は人を殺す危険のある「殺人の実行行為」とは言えず、殺意もなかったなどとして無罪を主張している。

危険性の認識と現場離脱の理由

ひかれる危険性の認識について、被告は「車はなかったので大丈夫だろうと思っていた。その時は(女性がひかれるとは)思わなかった」と語った。女性がひかれたと分かったにもかかわらず、現場を立ち去った理由は「自分が引っ張っていったので、怖くなった」とした。

被告は女性への好意について語り、殺害の動機はないとした。

被害女性の娘の証言

22日と23日には被害女性の娘の証人尋問も行われた。女性の人柄を「明るくて社交的で、お世話好きだった」と説明。事件後、母の死を理解できずに眠れない日が続き、病院にも入院したとし「元の私ではなくなった」と涙ながらに訴えた。

出典:ryukyushimpo.jp