沖縄県那覇市若狭のホテルで女性(39)が殺害され、在沖米海兵隊員の男が強盗殺人容疑で逮捕された事件で、女性の遺族が13日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。事件後、SNSなどでは被害女性に落ち度があるかのような中傷も多く投稿されている。
遺族は「彼女は命を奪われるだけでなく、亡くなった後も尊厳を傷つけられています。私たちは、彼女が2度も殺されたような、とても深い心の痛みを感じています」と訴えた。
SNS中傷への思いと現状
コメントでは「今はただ、彼女のことを弔い、涙を流す時間が欲しいと思っています。どうか、私たちを静かに見守っていただきますよう、お願い申し上げます」と求めた。
事件は3日未明に発生。県警は4日、米軍普天間飛行場所属の海兵隊上等兵デビン・バラード容疑者(20)を強盗殺人容疑で逮捕した。
遺族の心情と償いへの願い
遺族は事件後の心情を「深い悲しみ、ショック、後悔、怒り、恐怖、不安など、さまざまな気持ちを抱えながら、1日1日をやっとの思いで生活しています。今の苦しい毎日に終わりは来るのかと、不安で希望が見えない時間を過ごしています」とつづる。
事件については捜査中だとして「私たちから申し上げることはございません」とした上で「ただ、人の命を奪ってよいはずはありません。彼女の命を奪った人には、その重さに見合う償いをしてほしいと考えています」と記した。
コメント全文
那覇市若狭で発生した強盗殺人事件の被害女性の遺族が、代理人弁護士を通じて発表したコメントは次の通り。
2026年10月3日未明、事件が起きました。その後、多くの皆様にご心配をしていただき、そして励ましていただきました。心から感謝を申し上げます。
私たち遺族は、彼女が亡くなったその日から、それ以前とは全く違う世界に住んでいます。深い悲しみ、ショック、後悔、怒り、恐怖、不安など、さまざまな気持ちを抱えながら、1日1日をやっとの思いで生活しています。今の苦しい毎日に終わりは来るのかと、不安で希望が見えない時間を過ごしています。
事件については、未だ捜査中であり、私たちから申し上げることはございません。ただ、人の命を奪ってよいはずはありません。彼女の命を奪った人には、その重さに見合う償いをして欲しいと考えています。
また、彼女は命を奪われるだけでなく、亡くなった後も尊厳を傷つけられています。私たちは、彼女が2度も殺されたような、とても深い心の痛みを感じています。
今はただ、彼女のことを弔い、涙を流す時間が欲しいと思っています。どうか、私たちを静かに見守っていただきますよう、お願い申し上げます。以上