2018年10月から今年1月にかけて、広島県や沖縄本島の店舗で計4人の未就学の女児にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつと性的姿態撮影、児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪で起訴された元マクドナルド店長の男(35)=神戸市=の公判が15日、那覇地裁沖縄支部(宇根忠明裁判官)で開かれた。検察側は懲役4年を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めた。判決は11月16日。被告は起訴事実を認めていて、量刑が争点となる。
検察側の主張
検察側は、飲食店の店長として被害者とトイレに同行し、用を足すのを手伝うかのように装うなどして犯行に及んだ被告は、「自身の立場を悪用した」と主張。示談が成立している1人を除く被害者3人の親族が謝罪の申し入れを拒絶しているとして、「それほどまでに強く被告の厳罰を望んでいる」と強調した。
自己の性的欲求を満たすためだけの目的で犯行を繰り返したとし、「極めて短絡的かつ自己中心的な動機、経緯に酌量の余地はない」と指摘。仮に再犯の可能性が低下するとしても実刑を科すべきことは明らかだとして「執行猶予をすべきという量刑判断になることは到底考えられない」とした。
弁護側の主張
弁護側は量刑判断で、被告が逮捕時から犯行を認め、被害者1人と示談が成立している点や、両親による監督体制の下、専門の医療機関での治療も進んでいる点などを考慮するよう求めた。