沖縄県内の44カ所の定点医療機関から9月27日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数は、1機関当たり42.50人で、前週の1.6倍となった。
専門医がワクチン接種を呼びかけ
県立中部病院の高山義浩医師は「高齢者や基礎疾患がある人など重症化リスクの高い人や、その介護をしている人はワクチン接種を検討してほしい」と呼びかけている。接種は感染を完全に阻止できないものの、感染リスクを下げる効果が期待でき、重症化のリスクも減らせると説明する。また、医療への負荷軽減にもつながると話す。
感染拡大の要因と過去の流行状況
感染拡大の要因として、シルバーウイーク中は人が集まる機会が多かったことを挙げる。連休中に救急外来を行う病院に患者が集中したことも、定点医療機関の患者数が高くなった一因と考えられるという。
過去10年間の県内のインフルエンザ流行状況を見ると、警報は冬に発令されることが多いが、今回と同様の時期となる2019年9月、23年10月にも警報が発令されている。