米兵強盗殺人事件で沖縄関係国会議員がコメント、全容解明と実効性ある再発防止策求める
米兵強盗殺人事件で沖縄関係国会議員がコメント、再発防止策求める

米兵による強盗殺人事件を受け、沖縄関係の国会議員7人がコメントを発表した。県民の強い怒りと不安が広がる中、与野党の議員からは全容解明や実効性ある再発防止策を求める声が相次いでいる。

防犯の成果出ず、被疑者の教育訓練の追及求める

国場幸之助衆院議員(自民)は「米軍は犯罪が起きる度に『再発防止と綱紀粛正を徹底する』と言葉で言うが全く成果が出ていない」と指摘。殺人事件の被疑者がどのような綱紀粛正策や教育訓練を受けてきたのか追及し、明らかにする必要があると述べた。

宮崎政久衆院議員(自民)は「最も卑劣で重大な事件が起きてしまった」とし、「抗議で終わることはできない。従来の再発防止要求を繰り返すのでも足りない。真に実効性ある再発防止措置が不可欠だ」と強調した。

新たな防止策、全容解明を求める声

島尻安伊子衆院議員(自民)は「米軍関係者の事件は女性など弱い立場の人が被害者になることが多く、その度に『繰り返したくない』と思ってきた。率直に悔しい」と心境を吐露。「事件を起こさないため政府は米軍に新たな再発防止策を求めるべきだ」と訴えた。

西銘恒三郎衆院議員(自民)は「あってはならない強盗殺人事件で県民は強い怒りを感じている」とし、日米による事件の全容解明が必要だと指摘。「米側は従来の綱紀粛正や隊員教育のみならず、具体的で実効性のある再発防止策を早急に講じるべきだ」と求めた。

否認は言語道断、県民の犠牲続くとの批判

金城泰邦衆院議員(公明)は「米兵による強盗殺人事件に心底怒りを覚える」とし、「『私は知りません』と容疑を否認するなど言語道断だ」と強く非難。「被害者とその家族への謝罪と厳しい法的措置を望む。実効性ある再発防止策を日米両政府として対応すべきだ」と述べた。

伊波洋一参院議員(無所属)は「米兵犯罪に抗議する」と表明。「重過ぎる基地負担、相次ぐ事件事故で日本の安全保障の名のもと県民は犠牲を強いられ続けている」とし、「沖縄にだけ押し付けるのではなく海兵隊を撤退させ負担は全国で応分にするべきだ」と主張した。

高良沙哉参院議員(無所属)は「米軍駐留が生む恐怖」と題し、「政府の従来の弱腰対応、地位協定改定の後回し、米軍の綱紀粛正など対策の甘さが、度重なる米兵の凶悪犯罪の要因」と指摘。「抜本的改善なく、いつまで県民を危険にさらすのか。強い憤りを禁じ得ない」と述べた。

出典:www.okinawatimes.co.jp