沖縄タイムスにJCJ賞 連載「『国防』の陰で」 国防最前線・沖縄の現状や問題点に焦点
沖縄タイムスにJCJ賞 連載「国防の陰で」が受賞

日本ジャーナリスト会議(JCJ)は10日、優れたジャーナリズム活動を顕彰するJCJ賞の贈賞式を都内で開き、沖縄タイムスの連載「『国防』の陰で」にJCJ賞の賞状を贈った。

連載の内容と評価

同連載は、自衛隊の配備強化で「国防最前線」に置かれた沖縄の現状や、国民保護法に基づく住民避難計画の問題点にスポットを当てた。

選考委員の斎藤貴男さん(68)は、台湾有事を想定したシミュレーションが沖縄を戦場とする前提で進んでいると指摘。「それが沖縄タイムスの仕事でつまびらかになった。沖縄以外のメディアも後追いすべきだ」と評価した。

記者の決意と島の声

賞状を受け取った本紙社会部の塩入雄一郎記者は、県内で起きた米兵を容疑者とする強盗殺人事件に触れ、「国防や抑止力の足元で置き去りにされる人々の命や暮らし」に向き合い、構造的課題を問う決意を語った。

八重山支局の砂川孫優記者はビデオメッセージで、自衛隊配備を容認してきたものの「こんなはずではなかった」と戸惑う与那国町民の声を紹介。島の変化を発信し続ける姿勢を示した。(東京報道部・島袋晋作)

出典:www.okinawatimes.co.jp