ぜんざいの富士家、創業35年の軌跡を書籍化 大嶺社長が執筆
ぜんざいの富士家、創業35年の軌跡を書籍化 大嶺社長

沖縄物産コーディネイターの池村博隆氏が注目する「ヒットのたまご」第319回は、ぜんざいの富士家が10月16日に発売する書籍「変わらないために変わり続ける」(税別1,540円)を取り上げた。

出版のきっかけと執筆の経緯

出版社から「富士家の本を出しませんか」と声を掛けられた同社の大嶺隆社長は、35年の歩みを自分の言葉で書き残せるなら面白いと決意。約1年かけて書き上げた書籍が、県内および全国の書店で発売される。

サーフィン仲間とのノリで始まったビジネス

35年前、デリバリーピザ店の繁盛ぶりを見た大嶺社長は、サーフィン仲間と「氷ぜんざいを配達したら面白い、女の子が喜ぶし、モテそうじゃない」「冬はバリ島でサーフィンするために夏はぜんざいで稼ごうぜ」というノリとシタゴコロで事業をスタート。アロハに短パン姿でバイクに乗り、ぜんざいを宅配する光景が話題になった。

ジェットコースターのような経営と迷言の数々

思いつきの経営はジェットコースターのように浮き沈みし、薄氷を踏みながらも「人生は楽しむためにある」をモットーにくじけない行動力と人の縁に支えられ、難局を乗り越えてきた。書籍には「天国と地獄は結構近い」「安心と慢心との葛藤」「片手にロマン、片手にソロバン」など、大嶺社長の迷言がちりばめられている。

若者へのメッセージと今後の展望

「人に頼らず、依存しない、自分の力でやるんだ、誰かのせいにはしない」で貫いた35年。デリバリーから始まり、夏の風物詩となった沖縄ファミマ全店発売に至る軌跡の物語は、若者たちに「失敗を恐れず、無鉄砲にチャレンジしてみたらいい」と説く。沖縄ならではのユニークで破天荒なビジネスモデルとしてさらに輝くことが期待される。

【メモ】那覇市泊2の10の9。電話098(869)3171。詳細はQRコードから。

出典:www.okinawatimes.co.jp