第76回沖縄県高校野球秋季大会の準決勝が4日、コザしんきんスタジアムで行われ、沖縄尚学がエナジックスポーツに9対0の七回コールド勝ち、コザが宜野湾に4対3で勝利し、ともに春のセンバツ甲子園出場の参考資料となる九州大会への切符を手にした。
沖縄尚学、打線爆発で5年連続の九州切符
この夏の決勝と同じ顔合わせとなった第1試合。後攻めの沖尚は3回、エナジックの先発・糸数太志を攻め、1アウト二塁から上間悠智が左中間へタイムリーを放ち先制。なおも2アウト一・三塁で指名打者・中西琢人がセンター前に弾き返し、リードを2点に広げた。
4回、エナジックはエースの蓑田宗典をマウンドに送るが、沖尚打線は甘い球を逃さず、大城悠、仲座有祐、中西らの連打で4点を挙げ、6対0と試合の主導権を握る。5回には相手エラーや仲村虹星のスリーベースヒットで3点を追加し、9点差とした。
大量リードをもらった沖尚のエース・古波蔵滉は、変化球と速球を織り交ぜた緩急のあるピッチングで被安打3、無失点に抑え、沖尚は9対0で七回コールド勝ち。5年連続で九州大会の出場を決めた。
コザ、延長タイブレークで逆転勝ち
第2試合、後攻めのコザは初回、ランナーを三塁に置き指名打者・渡具地瑛斗のタイムリーで先制。さらに2アウト一・二塁から吉田兼紳がライト前に弾き返し、2対0とリードした。
宜野湾は4回、仲村哉人、呉屋隆真らの連打でチャンスをつくり、相手の守備の乱れを誘って2対2の同点。さらに満塁とし、相手バッテリーのミスで3対2と逆転に成功した。
コザは5回から池根陸に代えて登川柊平を継投。登川はランナーを出しながらも粘りの投球で宜野湾打線を被安打1に抑える。すると8回、安里賢太がライトオーバーでチャンスをつくり、宮平龍之介が三遊間を抜くタイムリーを放ち、3対3の同点に追いついた。
試合は延長タイブレークへ。コザは10回表を無失点で切り抜けると、その裏1アウト一・二塁で宮城碧海が初球を振り抜き、センター前へのサヨナラタイムリー。地元の大声援を受け4対3で逆転勝ちし、九州切符を手にした。
九州大会は24日に熊本県で開幕する。