首里城正殿完成時の祝宴料理を再現 尚家文書の記述基に南城市で披露
首里城正殿完成時の祝宴料理再現 尚家文書基に披露

1846年に首里城正殿が完成した際の祝宴料理が9月30日、南城市内でお披露目された。当時の王府の料理人は清(中国)と薩摩(鹿児島)で修行を積んだといい、両方の食文化を反映した献立となっている。

再現の経緯と関係者

この再現は、琉球料理ユネスコ登録推進委員会と美ら島財団が行った。尚家文書の記述を基に、当時の料理を現代に復元した。

お披露目の場で、料理を紹介したのは豊見山和行さんと西大八重子さん。2人は9月30日に南城市佐敷小谷の生活文化研究所西大学院で行われたイベントで、祝宴料理の詳細を説明した。

料理の特徴

当時の王府の料理人は、清と薩摩の両方で修行を積んでいたとされる。そのため、この祝宴料理には中国と日本の食文化が融合した特徴が見られる。

再現された料理は、首里城正殿の完成を祝う宴席で実際に振る舞われたものとみられる。尚家文書には当時の献立や調理法が記されており、それを参考に再現が進められた。

今後の展望

今回の再現は、琉球料理のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みの一環として位置づけられる。琉球料理ユネスコ登録推進委員会と美ら島財団は、こうした歴史的な料理の再現を通じて、琉球料理の価値を広く発信していく方針だ。

出典:www.okinawatimes.co.jp