多良間村の国指定重要無形民俗文化財「多良間の豊年祭(八月踊り)」が旧暦8月8日に当たる18日、同村仲筋の土原(んたばる)御願で始まった。20日まで開催され、歌三線の音色が響く中、多くの観光客が訪れている。
起源は人頭税皆納祝いと豊年祈願
この行事は、琉球王府から宮古・八重山に課された人頭税の皆納祝いと豊年祈願が起源とされる。初日は出演者全員が舞台で顔を見せる総引きで幕を開け、組踊「忠臣仲宗根豊見親組」や福禄寿座踊など27演目に、仲筋字の住民約80人が出演した。
出演者は「来年も出たい」
出演3年目で多良間小6年の松川菜生(ななせ)さんは、女踊「ナカスマ」などを披露した。松川さんは「振り付けを忘れそうになって大変だった時は、一緒に踊る人を見た。みんなで楽しめる行事なので来年も出たい」と話した。
19日は塩川字で、最終日の20日は両字で行われる。