台風9号振り返り、沖縄本島南部13時間・宮古石垣31時間暴風域
台風9号振り返り、沖縄本島南部13時間・宮古石垣31時間暴風域

今月10日から11日にかけて台風9号が沖縄地方に接近し、長時間暴風域に襲われた。沖縄本島南部では11日午前0時ごろから午後1時ごろまでの約13時間、宮古島や石垣島では10日午前9時過ぎから11日午後4時30分ごろまでの約31時間以上にわたり暴風域に入った。

台風9号の経路と勢力

台風9号は2日にマーシャル諸島で発生後、西寄りに進みながら発達。5日にはマリアナ諸島で中心気圧910ヘクトパスカルの大型で猛烈な勢力となった。その後、7日にはフィリピンの東で中心気圧935ヘクトパスカル、最大風速50メートルの大型で非常に強い台風となり、進路を北西に変えて多良間島付近に接近。東シナ海を北上し中国大陸に上陸した。

最大瞬間風速の記録

久米島空港では南東の風45.3メートル(11日午前9時26分)、宮古島市里では南の風42.7メートル(11日午前10時18分)を観測。久米島で県内最大となった理由について、気象予報士の崎濱綾子氏は「台風の北上に伴い進路が東寄りに変化したこと、台風が大型であったこと、久米島や渡嘉敷島でも風の強い範囲が広がったため」と分析している。

今後の天気と注意点

8月2日にかけて各地で概ね晴れの天気が続く見込み。最高気温は那覇や石垣島、南大東島で33℃前後、宮古島で32℃前後と平年をやや上回る予想で、熱中症対策が必要。7月16日には沖縄気象台から高温に関する早期天候情報が発表され、7月25日ごろから気温がかなり高くなる見通し。また、沖縄本島の11ダムの貯水率は17日時点で96.8%(平年差+1.5ポイント)。

週末は高気圧に覆われ晴れる時間が長いが、沖縄特有の局地的な雨「カタブイ(片振り)」に注意。17日は八重山地方と南大東島地方に熱中症警戒アラートが発表されている。