南風原文化センター、戦争資料の保管に頭悩ます セルロイド製品の廃棄も検討
南風原文化センター、戦争資料の保管に頭悩ます

南風原町の歴史や文化の継承を担う南風原文化センターが、資料保存に頭を悩ませている。今年8月の共同通信アンケートに同センターは「廃棄するかどうか検討が必要な資料がある」と回答し、関係者の間に波紋が広がった。

セルロイド製品の劣化とガス発生リスク

同センターの収蔵室には、壕などから見つかったセルロイド製の戦争資料が保管されている。前城菜美子学芸員によると、これらの資料は融解し、ガスが発生する可能性もあるため、密封保存しているという。

セルロイドは経年劣化により可燃性が高まり、保管が難しい素材とされる。同センターでは、こうした資料の扱いを巡り、廃棄を含めた検討を迫られている。

収蔵スペースの逼迫と今後の課題

同センターは、収蔵スペースが満杯に近づいていることも課題として挙げている。歴史資料や文化財の継承を使命とする施設として、保存と廃棄のバランスをどう取るかが問われている。

今回の回答を受けて、地域の関係者からは保存継続を求める声も上がっている。同センターは今後、資料の状態を精査し、保存の可否を判断していく方針だ。

出典:www.okinawatimes.co.jp