離島診療の現状、早期発見・治療には行政支援が重要 嘉数真教友愛医療センター
離島診療には行政支援が重要 嘉数真教教友愛医療センター

沖縄県内の離島では、診療所がない「無医島」が依然として存在し、住民の早期発見・早期治療を妨げる要因となっている。県医師会編の連載で、嘉数真教友愛医療センター(豊見城市)が離島診療の現状と課題を紹介した。

離島の実態と診療所の状況

沖縄県には54の指定離島があり、そのうち有人島は38島。このうち9島は橋や道路が架かっているため、実質的な離島は29島となる。しかし、その中で診療所があるのは20島にとどまり、残り9島は完全に無医島となっている。

離島診療所への代診応援の機会を通じて、医療資源の偏在が浮き彫りになった。

早期発見・治療のための行政支援

無医島では、日常的な医療アクセスが限られるだけでなく、病気の早期発見が難しく、症状が進行してから受診せざるを得ないケースも多い。こうした状況を改善するには、行政による支援が重要だと指摘されている。

診療所の整備や医師の派遣体制の確保など、持続可能な医療提供の仕組みづくりが求められている。