2024年9月、読谷村渡慶次の公民館で開かれていた祭り会場付近の路上で、乗用車を暴走させ、親族男性を含む中学生の男女6人に重軽傷を負わせた事件で、那覇地裁は殺人未遂と道路交通法違反の罪に問われた被告に対し、懲役10年の判決を言い渡した。
殺意の認定と量刑
裁判では、被告が6人に対して殺意を持って車を衝突させようとしたかが争点となった。那覇地裁は、被告の行動や状況から殺意を認定し、殺人未遂罪の成立を認めた。検察側の主張がほぼ認められる形となった。
事件の概要
事件は2024年9月29日、読谷村渡慶次の渡慶次公民館で開催されていた祭りの会場近くで発生。被告は乗用車を運転し、規制線が張られ通行が規制される中、人々が集まる路上に突入した。この暴走により、親族男性や中学生を含む6人が重軽傷を負い、現場は一時騒然となった。
被告は公判で「酒が一番の原因」と述べるなど、飲酒が事件に影響した可能性を示唆していた。しかし、那覇地裁は飲酒の有無にかかわらず、故意に車を衝突させた行為の重大性を重視した。