廃棄予定の学校図書館本800冊が1冊100円、北谷町役場でブックフェア
廃棄予定の学校図書館本800冊が1冊100円、北谷町役場で

廃棄予定だった学校図書館の本を販売するブックフェアが19日、北谷町役場1階町民ギャラリーで始まった。北玉小学校と北谷中学校から集められた児童書や図鑑など約800冊が1冊100円で並び、訪れた子どもたちが思い思いの本を選んでいる。21日まで開催される。

毎年約4千冊が廃棄されていた背景

主催は全沖縄古書籍商組合で、共催は町教育委員会。町内の小中学校では毎年約4千冊が、内容が古くなったなどの理由から廃棄されていた。町教育委員会の津波古亘学務係長は「司書さんからも『もったいない』という声が上がっていた。多くのお客さんに来てもらい、取り組みを継続したい」と述べた。

県内初の有償リユースへの期待

同組合加盟店「ブックパーラー砂辺書架」の店主畠中沙幸さんは「図書館の本を譲渡ではなく有償でリユースするのは県内でも前例がない。他の地域にも広がってほしい」と期待を寄せた。

世界地図を購入した沖縄市の児童デイサービスに通う渡名喜碧羽ちゃん(6)は「来年から小学生だから国旗を覚える。お家に帰ってママと一緒に読みたい」と笑顔を見せた。