北谷町議の高安克成氏は20日、記者会見を開き、2023年12月議会での自身の発言を巡り、懲罰動議を提出した町議5人を相手に、謝罪と賠償を求めて那覇地裁沖縄支部に名誉毀損で提訴したことを明らかにした。
懲罰動議の経緯
2023年12月、高安氏は米軍オスプレイ墜落事故に対する決議・意見書への反対討論で、議員らに「頭が悪い」、基地対策特別委員長に「能力がない」などと発言したとして、町議3氏が懲罰動議を提出した。懲罰特別委員会は、問題とされた発言は確認できなかったとし、懲罰を科さないと決定。町議会も委員長報告を賛成多数で可決した。
高安氏の主張と影響
高安氏は20日、懲罰動議の根拠とされた発言内容について、事実と異なると改めて主張した。当時、懲罰を科さないとする委員長報告を巡る本会議討論で、別の町議2人が過去にも高安氏から同様の発言をされたとの言及があったことについても、事実ではないとの認識を示した。当時の報道などがインターネット上に残り、家族への影響などから一時は議員を辞めることも考えたと語った。「私だけの問題じゃない。ましてや議会という公的な場でやってはいけない」として、今回の提訴を決断したと説明した。
相手方の反応
懲罰動議を提出した町議の一人は「訴状が届いておらず、内容を確認していないため、現時点では受け止めを述べられない。内容を確認した上で主張したい」と話した。