昨年9月の全島エイサー出演問題 陸自第15旅団長が出演を「訓練」と位置づけ内部通達していたことが判明
昨年9月全島エイサー出演問題 陸自第15旅団長が出演を「訓練」と位置づけ内部通達

昨年9月の沖縄全島エイサーまつりに陸上自衛隊第15旅団エイサー隊が出演した問題で、同旅団の旅団長が昨年7月、出演機会を「訓練」と位置づけ、連隊長らを通じて隊員らに「参加させられたい」と通達していた内部文書が判明した。

内部文書で明らかに

この通達は旅団長名で出され、同旅団の連隊長ら宛てに隊員の参加を指示する内容だった。文書では、全島エイサーまつりへの出演を「訓練」と明確に位置づけており、部隊の公的な活動として扱われていたことが分かる。

抗議の声と広報目的

この問題を巡っては、市民団体が「自衛隊の行事参加は不適切」として抗議し、中止を求める動きが出ていた。また、別の関連文書では、旅団長がエイサー参加を通じて「自衛隊らしさ」を広報する狙いがあったとされる。

防衛省の中谷防衛相も先の会見で、沖縄での自衛隊展開やエイサー参加への抗議について「過度な妨害行為」と発言し、波紋を広げている。