旧盆直撃の台風18号、国頭村で暴風域13時間 今後も台風の卵発生か
旧盆直撃の台風18号、国頭村で暴風域13時間 今後も台風の卵発生か

台風18号は8月26日、強い勢力で沖縄本島の東の海上を西北西に進み、国頭村では暴風域に約13時間入りました。旧盆と重なり、県民の生活に広く影響が出ました。

台風18号の振り返り

台風18号は8月19日にトラック諸島近海で発生し、発達しながら北寄りに進み、22日にマリアナ諸島で強い勢力となりました。その後23日には小笠原近海で非常に強い勢力となり、西寄りに進んで25日には中心気圧940ヘクトパスカル、最大風速45メートルで南大東島の北北東の海上に接近しました。

その後、勢力をやや弱めつつも25日には強い勢力で沖縄本島の東の海上を西北西に進み、26日には中心気圧960ヘクトパスカル、最大風速40メートルの強い勢力で名護市の北東の海上に接近しました。

台風の接近に伴い、25日の最大瞬間風速は北大東空港で42.2メートル(北北東の風)、南大東空港で36.5メートル(南南西の風)、名護で29.5メートル(西北西の風)を観測しました。降り始めからの降水量(25日午前0時から26日午後9時まで)は、本部町謝花で147.0ミリ、国頭村奥で127.5ミリなどとなっています。

暴風域と影響

暴風域に入った時間帯は、国頭では25日午後7時頃から26日午前8時頃にかけてのおよそ13時間でした。台風の中心が大東島付近から沖縄本島の北の海上に進んだため、暴風域の位置は沖縄地方では北寄りになっていました。

沖縄では25日から旧盆だったため、今回の台風接近は旧盆準備を進める段階から県民に広く影響が出た台風となりました。

台風18号は28日現在、中国大陸にあって、次第に熱帯低気圧に変わる見通しです。なお、現在は台風22号と台風23号がありますが、沖縄への直接的な影響はない見込みです。

今後も台風の卵が続けて発生か

9月2日の気圧配置を見てみますと、沖縄本島の南海上に渦のようなものがみられます。また、9月中旬にかけても沖縄の南の海上の周辺では雨雲の塊がいくつか予想されています。台風の卵の発生・動向には、十分にご注意ください。

なお、沖縄本島の合計11ダムの貯水率は、8月28日午前0時時点では98.3%で、平年の値との差は+3.2ポイントとなっています(平年値は過去10年の平均値、沖縄県企業局より)。

週明けにかけて天気下り坂

今週末の沖縄地方は、29日は高気圧に覆われるものの、30日以降は渦巻きの雨雲が接近する予想です。雨雲に近い宮古島地方・石垣島地方では先に雨が降り出す予想です。週明け31日は、沖縄本島地方も雨が降りやすくなりそうです。一方、大東島地方では、週明けにかけて晴れるでしょう。

本日8月28日は八重山地方に熱中症警戒アラートが出ています。極端な高温ではないものの、ジメジメとした空気が流れ込んでいますので、蒸し暑さへの対策をお願いします。