黒島の塩、新たな特産品に 島カフェハートらんど、地下100メートルの海水で製塩
黒島の塩、新たな特産品に 島カフェハートらんどが製塩

竹富町の有人島・黒島にある「島カフェハートらんど」が手がける「黒島の塩」が、同町の新たな特産品となった。同店は黒島港の目の前に位置し、広大な海を眺めながら過ごせるカフェとして親しまれている。

人気メニューと製塩事業の背景

同店で一番人気の「生アーサそば」は、黒島近海で手摘みした天然アーサをふんだんに使った一品で、磯の香りとやわらかな食感が特徴。あっさりしたスープとの相性も良いという。

黒島は周囲約13キロ、人口約200人、牛約3000頭が暮らすハート形の小さな島。かつては深刻な水不足に悩まされ、住民生活や畑、畜産が打撃を受けた歴史を持つ。

「黒島の塩」の特徴と取り組み

幼少期に水不足を経験した玉代勢りみ代表は「島の豊かさが持続的に循環する新たな産業を生み出したい」との思いから、島の井戸から地下100メートルの純度の高い海水をくみ上げ、製塩事業を展開している。

製造過程でろ過した真水は島の生活用水として備蓄され、できた塩は「黒島の塩」として竹富町の新たな特産品に。まろやかで角のない甘みが特徴で、肉や魚、天ぷら、アイスに加えると素材の味を引き立てるという。

(竹富町商工会・石橋修一郎経営指導員)

出典:www.okinawatimes.co.jp