琉球大学は9月30日、八重山諸島の石垣島と西表島に生息するアイフィンガーガエルが、氷河期に一時陸続きとなった際にわずかに遺伝子が交じり合ったものの、島間の遺伝的な独自性は維持されてきたことを解明したと発表した。
研究の内容
研究チームは、両島のアイフィンガーガエルの遺伝子を分析し、過去に島が陸続きになった時期の遺伝子交流の痕跡を調べた。その結果、交雑は限定的で、各島の個体群は独自の遺伝的特徴を保っていることが分かった。
発表の背景
この研究成果は、島嶼環境における生物の進化や遺伝的多様性の保全を考える上で重要な知見となる。琉球大学は今後も、八重山諸島の生物多様性に関する研究を続けるとしている。