大型で非常に強い台風30号は22日、沖縄の南の海上を時速15キロで北西へ進んだ。沖縄気象台は八重山地方と宮古島地方に暴風警報を発表し、午後8時32分に西表島(竹富町大原)で最大瞬間風速33・6メートルを観測した。県内発着の空や海の便の欠航、イベント中止も相次いだ。
先島諸島への接近予想と観測記録
気象庁によると、台風は23日から24日にかけて非常に強い勢力で先島諸島に接近する見込み。最接近は石垣島地方と宮古島地方が23日夕、与那国島地方が同日夜の初めごろとなる。
22日午後10時現在の中心気圧は940ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。沖縄気象台によると22日の1時間雨量は宮古島市城辺新城58ミリ、宮古空港51ミリ、読谷村61ミリで、いずれも10月の観測史上最大となった。
県の対応と交通機関への影響
県は22日午前に県災害対策本部を設置。古謝玄太知事は「暴風雨や停電、断水に備え、避難場所を確認し、海岸付近などでは慎重に行動してほしい」とのメッセージを出した。
22日、空路は少なくとも87便、沖縄旅客船協会によると海路は198便が欠航した。23日も空の少なくとも111便、海の148便が欠航する見込み。
休校やイベント中止の決定
宮古島市と多良間村の両教育委員会は、23日の休校を決めた。24日に開催予定だった金武町民俗芸能祭は中止。同日予定されていた第19回タイムス地域貢献賞贈呈式は11月8日に延期が決まった。