ソウルフルで人情味のある歌声を響かせながら、ギターや三線、4弦楽器「一五一会」を自在に操る。時には自作のミニ獅子舞でステージを駆け回り、観客を笑いに巻き込む。石垣市白保出身のミュージシャン、横目大翔の音楽は、八重山民謡をルーツに持ちながら、ロックやカントリー、ブルース、ボサノバ、カリブ音楽までを取り込む。
故郷に戻り、三線の魅力を再発見
横目は「生まれて初めて楽しいと思った」と三線との出会いを振り返る。故郷に戻り、三線の魅力を再発見したことが、その後の音楽活動の転機となった。
土台は八重山民謡、ジャンルを超えて表現
楽曲の世界観には、人生や日常、故郷のことを歌う「民謡の精神」が通底する。「自分なりにデフォルメする」と語るように、八重山民謡を土台にしながらも、ジャンルの枠を超えた表現を追求している。
夢は八重山の全公民館でライブ
横目の夢は、八重山の全公民館でライブを行うこと。「来てください」ではなく「俺が行くよ」という姿勢で、地域に密着した活動を続けている。
その音楽は、まるで八重山から世界中を旅するような、彼にしか出せないサウンドを自然体で響かせる。暮らしの中に息づく“ネオ八重山民謡”の開拓者として、横目の挑戦は続く。