大型で非常に強い台風30号は23日午前5時現在、沖縄の南にあり、暴風域を伴って時速15キロで北西に進んでいる。宮古島、八重山地方に暴風警報が発表され、竹富町には高潮警報も出ているほか、沖縄地方全域に波浪警報が継続中だ。
竹富町大原では22日午後6時38分に最大瞬間風速32.9メートルを観測し、同地点での10月の観測史上最大を更新した。宮古島市で午後6時37分に30.1メートル、石垣市盛山で同7時6分に31.4メートルの最大瞬間風速を観測している。
台風の進路と勢力
台風は今後、23日午後3時には与那国島の南南東約70キロ、24日午前3時には与那国島の西北西約40キロ、25日午前3時には東シナ海にある見込み。23日午前9時ごろには強い勢力になる見込みだ。
23日午前5時現在、中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。先島諸島のほか、本島の一部が強風域に入っている。
避難と停電の状況
沖縄県の防災情報サイトによると、22日午後9時までに、宮古島市や竹富町で計9世帯12人が避難所に避難している。沖縄電力によると、午後10時時点で多良間村、石垣市、竹富町で合計510戸が停電している。
与那国町では倒木が1件発生した。
今後の見通しと交通への影響
先島諸島は24日にかけて暴風や警報級の大雨となり、八重山地方では一部の住家が倒壊する恐れもある猛烈な風が吹く見込み。22~24日は高さ9メートル以上の猛烈なしけが予想されている。
23日に宮古、石垣、下地島の各空港を発着する航空便は全便欠航が決まった。宮古島市、石垣市、竹富町、与那国町、多良間村の小中学校は23日、休校となる。県教育委員会によると、宮古・八重山地区の県立学校は原則、暴風警報の発表中は休校になる。